内視鏡検査を受けるクリニック探しのポイントとは

内視鏡検査を受けるクリニックは事前リサーチが大切

内視鏡検査を受ける前には、口コミやクリニックのホームページをチェックしてください。とくにホームページは、そのクリニックでの内視鏡検査への取り組みが記載されていることが多いので参考になります。また医師がブログを運営しているのであれば、そちらも確認してください。内視鏡検査への向き合い方だけでなく、検査を受けることでどのようなことがわかるのかといったことも詳しく解説されているかもしれません。また、医師の人柄もなんとなく伝わってくるため、クリニック探しの重要なポイントになりそうです。

個人経営のクリニック?それとも総合病院?どちらが安心なのか

内視鏡検査を受けられる場所として個人経営のクリニックが良いのか、または総合病院が良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。結論としては、どちらが良いとは一概に言えません。例えば総合病院の方が、内視鏡検査を実施する数は多くなるでしょう。ただし、医師が数名在籍しているため、一人当たりの請け負う人数が少なくなる傾向があります。一方、個人経営のクリニックの場合は一名ないし二名体制で診察を実施しているところが多いようです。そのため一人当たりの請け負う患者数が多くなり、医師の検査経験が豊富になるでしょう。これはあくまで傾向であり、総合病院でも経験豊富な医師もいるので、やはり事前リサーチが大切になります。

内視鏡検査前に食べてはいけないものは何?

内視鏡検査を受ける先日は消化の良い食べ物を口にする

胃や大腸の内視鏡検査を受ける前日から、食事制限が発生します。食事制限といっても、断食をする必要がないので安心してください。検査を受けるクリニックから、主に消化の良い食べ物を摂取するように指導を受けることになります。例えば、具材のないうどんやおかゆがあげられます。意外なところでは、揚げ物を食べても問題ないと言われることもあるようです(ただし具材による)。逆に食べてはいけないものは、消化に悪い食材です。例えばキノコ類やごぼうといった食物繊維が豊富な食材は、避けるように指導を受けます。何を食べて良いのか分からない……と不安を覚えるかもしれませんが、内視鏡検査を受けるクリニックで事前にきちんと指導を受けることができるので、初めてであっても問題ありません。

内視鏡検査を受ける当日は食べ物を口にするのはNG

検査前日までは、消化に良いものを食べることができます。しかし、当日は食べ物はNGになるので注意してください。飲み物もコーヒーや牛乳はNGで、水またはお茶のみを口にすることができるでしょう。前日の夜から食事ができないということですから、内視鏡検査は特別な事情がない限り、午前中の朝早い時間帯に実施されることがほとんどです。

内視鏡検査の前日は飲酒しても問題ないのか

内視鏡検査前日の飲酒は避けた方が良い理由

内視鏡検査を受ける際、事前にクリニックから食事内容の指示を受けます。前日から主に消化の良い食べ物を口にし、内視鏡検査当日の朝は水またはお茶だけで過ごすようにと説明を受けるはずです。検査前日に関しては、飲み物の制限はありません。ただし、アルコール類を摂取するのはやめておきましょう。アルコール類は消化が良い悪いに関わらず、飲み過ぎてしまうと胃腸に負担を与えてしまうためです。また予想外に深酒をしてしまい、クリニックで気持ちが悪くなってしまうと、内視鏡検査を延期しなくてはいけなくなるかもしれません。そういったトラブルを防ぐためにも、前日からアルコールを楽しむのはやめておきましょう。

内視鏡検査当日はアルコールが飲めるのか

内視鏡検査が終わったあとも、できるだけアルコールを避けるように指示を受けるケースがほとんどです。その理由としては、検査をしたために体に負担がかかっており、体調を崩す恐れがあるためです。また、内視鏡検査に伴いポリープの切除といった措置を行った場合、飲酒は厳禁になります。アルコールを嗜むのが楽しみという方は、内視鏡検査後にいつから飲酒して良いのか確認することをオススメします。