
内視鏡検査を一度も受けたことがないと、どのような検査をするのか具体的にわからず、不安になってしまうこともあるでしょう。
この記事では、内視鏡検査は具体的にどのような検査なのか、患者はどのような対応をすればよいのかなど、詳しくご紹介していきます。
内視鏡検査では胃や腸を内部から観察できる
内視鏡検査では、胃や腸を内部から観察できます。
外部から観察できる検査にはレントゲンがありますが、レントゲンはどちらかというと簡易的な検査です。
炎症や腫瘍、がんなどがないかを精密に検査するには、やはり内部を医師が直に観察するのが確実といえます。
そこで、切開を行わずに内部を診る手段として開発されたのが、内視鏡です。
内視鏡は、自在に曲がる細いチューブにカメラを取り付けた機械です。
光ファイバーを用いているため、内部の映像をモニターにリアルタイムで映し出すことができます。
それにより、胃や腸を観察し、詳しい診断を下すことができるのです。
患者はどのような対応をするの?
内視鏡検査の前日には、胃腸内をしっかり観察できるように、食事制限や下剤服用などを行う必要があります。
しかし、内視鏡検査の最中は、基本的に患者は何もする必要がありません。
麻酔や鎮静剤の種類によって、起きているか寝ているかは変わりますが、横になって15分ほど待っていれば検査は終了します。
手続きをして着替えたり、麻酔を用いてチューブを鼻や口、肛門から挿入したりする時間を含めても、1時間以内には検査は終了するはずです。
検査後も、場合によっては医師の指示に従って食事を摂れるので、すぐに元通りの生活に戻れるでしょう。
ただ、検査を申し込む前には詳細を聞くことが大切です。
内視鏡検査には複数の種類があり、胃カメラと呼ばれるものは撮影のみを行い、リアルタイムで観察を行いません。
カプセル内視鏡のような、カプセル状の機械を飲み込むだけの検査もあります。
また、病院によっては、鎮静剤で意識をほとんど眠らせた状態で検査を行うところも、起きている状態で行うところもあります。
眠った状態で内視鏡検査を受けた方が、苦痛は少ないといわれているのです。
内視鏡検査を申し込む前に、自分に適した方法で行ってくれるかどうか確認しておきましょう。